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淡雲
「淡雲〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
淡雲の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「旅愁」より 著者:横光利一
た。まだ水滴を落している樹樹の緑の下に濡れた椅子が、そのままになっていて、桃色の
淡雲の徐行していく下の通りのあちこちから、人の声が妙に明るく響いて来る。
「お身....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
あやまたれけり 十時出港。通宵汽船、珠江にさかのぼる。ときに陰暦十三夕にして、
淡雲を隔てて涼月を望む。すこぶる幽趣あり。 十二日、曇りのち雷雨。午前六時半、....