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淦
「淦〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
淦の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宝島」より 著者:佐々木直次郎
にいた。先ず第一に、十分に用心して体を動かしながら、自分の航海帽で少しずつ革舟の
淦(註六九)をかい出した。それから、もう一度眼を舟縁の上へやりながら、どうしてこ....
「藤九郎の島」より 著者:久生十蘭
るしお》に揉《も》まれ揉まれて舵を折ってしまった。大波が滝のようにうちこむので、
淦水《あか》を汲みだすひまもなく、積荷の材木が勝手に浮きだしてぶつかりあい、その....
「大利根の大物釣」より 著者:石井研堂
様な戦争出来ませんよ。釣だと思うからですが、生命のやり取りをする戦争だと思えば、
淦取一つでも忘れられる筈無いですが。』 漁『ほんに、其の心がけでやってくれるから....