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「淮南子〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

淮南子の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
助であった。拙誠堂の別号がある。幕府の儒員に列せられた。『荀子』、『韓非子』、『淮南子』等の考証を作り、旁国典にも通じていた。明治十一年四月までながらえて、八十....
十二支考」より 著者:南方熊楠
『古今要覧稿』巻五三一に「およそ十二辰に生物を配当せしは王充の『論衡』に初めて見たれども、『淮南子《えなんじ》』に山中|未《ひつじ》の日主人と称うるは羊なり、『荘子』に〈い....
十二支考」より 著者:南方熊楠
りで、例の多いがかえってその事実たるを証明する。 支那の馬譚で最も名高きは、『淮南子』に出た人間万事かくの通りてふ塞翁《さいおう》の馬物語であろう。これは支那....
十二支考」より 著者:南方熊楠
憚《はばか》らずと。それについての鄙見《ひけん》は他日に譲り差し当り述ぶるは、『淮南子《えなんじ》』に〈景陽酒に淫し、髪を被りて婦人を御し、諸侯を威服す〉。その....
十二支考」より 著者:南方熊楠
暁を唱う〉。呉の陸※《りくき》の『毛詩草木虫魚疏』下に、〈鶴常に夜半に鳴く〉。『淮南子《えなんじ》』またいう、〈鶏はまさに旦《あ》けんとするを知り、鶴は夜半を知....
十二支考」より 著者:南方熊楠
十二支に当てるは後漢に始まったと論じた。しかし『古今要覧稿』五三一に、前漢の書『淮南子《えなんじ》』に山中で未の日の主人と称うるは羊なりといい、戦国の頃『荘子』....
歳時記新註」より 著者:寺田寅彦
四十一年九月十二日『東京朝日新聞』) 二 一葉 『淮南子』には一葉落而知天下秋とあるが、植物学者に聞いてみると、木の葉が夏過ぎて落....
孔子」より 著者:和辻哲郎
したれども、偶う所なかりき。故に衛の夫人とに因りて、その道を通ぜんと欲せり。(『淮南子』、泰族訓) 孔子、弥子瑕に道りて釐夫人を見たり。(『呂氏春秋』、慎大覧貴....