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深殿
「深殿〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
深殿の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
のものは特別の許可を得るを要し、かつ礼服を着用せざるべからず。しかして平日は法王
深殿中に起居し、絶えて市中に出ずることなし。ゆえに、大祭日にみずから礼壇に上りて....
「三国志」より 著者:吉川英治
にそこから先の禁門には入れもしなかったし、入れてくれとも頼めなかった。 女宮の
深殿に導かれた玄徳は、気も魂もおののいた。 なぜなら閨室の廊欄には燈火をつらね....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
にかぎっていたわけではない。 近来、ひんぴんと、宮中に盗難があった。朝、皇居の
深殿に土足のあとが残っていたり、内侍ノ局の衣裳がごっそり失くなっていたりする。 ....