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深海底
「深海底〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
深海底の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「地球発狂事件」より 著者:海野十三
ため、身体の自由を失ったのであろうと察した。ああ、いつの間にか恐るべき争闘がこの
深海底で始まっていたのである。ワーナー調査団対怪物団! 水戸は、今も自分が怪物....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
『エンサイクロペジア・ブリタンニカ』十一版二十四巻に便宜のためこれを浜辺、大海、
深海底と住所に随って序《つい》で論じあるで判《わか》る。アフリカ、南米、濠州等に....
「海底都市」より 著者:海野十三
だ」 そういうカビ博士の顔には、いつにない不安の色が漂《ただよ》っていた。 「
深海底なら大丈夫というわけかね」 「うん、多分大丈夫だろう。しかしここも絶対に安....
「現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
のは、如何に適当に装置し又その装置を適当に運用しようと思っても、例えば富士山頂や
深海底でなければ、その装置が装置とならず、運用も運用にならぬという、そういう場合....
「話の種」より 著者:寺田寅彦
話である。一体頭足類の動物中で多少の光を放つものが三十種以上もある。中にも非常に
深海底から発見されたソーマトランパスと名づけるもののごときは、その光彩の美実に宝....