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「清忠〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

清忠の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
して入来。 ◯楽ちゃんも年始に。 ◯夜子供のため、凧に絵をかく。矢の根五郎を鳥居清忠の手本によりてうつす。 ◯国旗を掲ぐ。 ◯畏くも詔書慎発。民主々義を宣せらる....
私本太平記」より 著者:吉川英治
て、各※の席についた。 大納言|公泰、洞院ノ公敏、近衛経忠、参議ノ光顕、坊門ノ清忠、権中納言実世……。 なお、しばらくしては。 万里小路宣房、三条|公明、....
私本太平記」より 著者:吉川英治
―この男、用うべし」と、思ったのである。 かねがね、烏丸成輔、千種忠顕、坊門ノ清忠など、急進的な公卿のあいだで、 「用うるによき男はないか」 と、心がけてい....
私本太平記」より 著者:吉川英治
さに、あれやこれの、最中なのである。ご焦慮もいちばいだった。ついに、右大弁ノ宰相清忠を召されて、 「使いにゆけ」 と、命ぜられた。 信貴山の宮の陣へである。....
私本太平記」より 著者:吉川英治
奏上などに、ご意志を左右されるはずもなく、 「ま、さは逸るな。息りたつな。坊門ノ清忠ら一部の意見にも耳をかせ」 と、抑えてしまう。 要するに、僉議の決まらぬ....
私本太平記」より 著者:吉川英治
った御気色にみても、お腹立ちのほどは充分に窺われる。 すぐあとについて、坊門ノ清忠たち列座の公卿も、みかどのこもられた昼の御殿へと、ぞろぞろ伺候して行った。 ....
私本太平記」より 著者:吉川英治
いだで、このとき、 「もってのほかな!」 露骨に、反対した者がある。 坊門ノ清忠だった。 「一戦にもおよばず、敵に都をあけ渡せとは何事か。察するに正成は、戦....