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清掻
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「源氏物語」より 著者:紫式部
いうことはむずかしいといったような楽器です。現在では内大臣が第一の名手です。ただ
清掻きをされるのにもあらゆる楽器の音を含んだ声が立ちますよ」 と源氏は言った。....
「源氏物語」より 著者:紫式部
てみたが、なつかしいふうに弾いた玉鬘の爪音がまた思い出されてならなかった。和琴を
清掻きに弾いて、「玉藻はな刈りそ」と歌っているこのふうを、恋しい人に見せることが....
「源氏物語」より 著者:紫式部
隠せずにいた。支那から伝わった弾き方をする楽器はかえって学びやすいが、和琴はただ
清掻きだけで他の楽器を統制していくものであるからむずかしい芸で、そしてまたおもし....