清絶[語句情報] » 清絶

「清絶〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

清絶の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜の隅田川」より 著者:幸田露伴
の下を筏の火が淡く燃えながら行く夜明方の空に、杜鵑が満川の詩思を叫んで去るという清絶爽絶の趣を賞することをやだ。....
十日の菊」より 著者:永井荷風
る時のいいがたき情趣は、その汁を絞って摺った原稿罫紙に筆を執る時の心に比して遥に清絶であろう。一は全く無心の間事《かんじ》である。一は雕虫《ちょうちゅう》の苦、....