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清音
「清音〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
清音の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「国語音韻の変遷」より 著者:橋本進吉
別の上から知られるのであるが、仮名には以上四十七のほかになお濁音の仮名があって、
清音の仮名と区別せられている。奈良朝の万葉仮名においてはどうかというに、例えば、....
「古代国語の音韻に就いて」より 著者:橋本進吉
書いてあるというのであります。例えば「加」に対して「賀」という字がある、「加」は
清音で「賀」は濁音である。「く」の音でも「久」に対して「具」という濁音の仮名があ....
「比較言語学における統計的研究法の可能性について」より 著者:寺田寅彦
nが減少し、νが増加するから、これはPに重大な影響を及ぼす事となる。かりに濁音を
清音と同じにしたり、kとh、mとb、sとtなどを同一視したりいろいろして行くと、....
「稚子法師」より 著者:国枝史郎
住みなれた領内を出た時には、さすがに後が返り見られた。先生の形見と懐中にしたのは
清音楼集一巻である。 木曽川や藤咲く下を行く筏 卯の花を雪と見て来よ木曽の旅 ....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
を合せても、これをアイウエオに合せてみると、全然使用されない音がたくさん現れる。
清音では、 「ア、エ、ケ、ス、セ、ソ、テ、ナ、ヌ、ノ、ハ、フ、ヘ、マ、ミ、ム、メ....
「まあまあ居士の弁」より 著者:浅沼稲次郎
共同生活が行われた。 当時の仲間は、和田巌、中村高一、平野力三、三宅正一、川俣
清音、宮井進一、吉田実、田所輝明、稲村隆一等々で、学生が若き情熱に燃えて社会主義....
「私の履歴書」より 著者:浅沼稲次郎
トを連ねて農民運動にとびこんだ。日農から平野力三は山梨県、三宅正一は新潟県、川俣
清音は秋田県というように、それぞれ分担地区を割当てられ活躍したものである。これら....