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「渉外〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

渉外の前後の文節・文章を表示しています。該当する13件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
帋 五、「空間と時間」(途中) 六、涙香著「白髪鬼」 十一月二十日 昨日渉外局発表によるに、左記諸氏、戦争犯罪人として収容せられし由(十七日巣鴨刑務所)....
法窓夜話」より 著者:穂積陳重
という意味であり、国際私法でいう準拠法というのは、これを標準とし、これに依って、渉外事件を裁判すべき法であるという意義に用いたのであって、少しくその用例を変じた....
今日の日本の文化問題」より 著者:宮本百合子
究機関は財閥解体と賠償によって全く活動を停止された。この困難を打開するために各種渉外連絡会が設立されている。連合国総司令部との連絡をはかり物質的、精神的な援助を....
蛸の如きもの」より 著者:豊島与志雄
り響く広告塔のラウド・スピーカー。これはまさに陽性的暴力だ。然しこれらの暴力の干渉外に、ネオン・サインの射照外に、ひっそりした隅々がある。ひっそりしてはいるが、....
現代忍術伝」より 著者:坂口安吾
何か御用ですか」 「アタシはこういう者ですが」 と差出した名刺を見ると、石川組渉外部長、サルトル・サスケ、とある。 「石川組と仰有いますと」 「実は社長からの....
だいこん」より 著者:久生十蘭
いごたごたし、けっきょく河辺さんをやることになって無電で通報したが、この三日間の渉外局と終戦連絡事務局の心配はたいへんなものだったそうだ。 全権のほうは、今朝....
あなたも私も」より 著者:久生十蘭
って?」 「さっき来たのは、中村という鎌倉署の捜査課のひとよ……神奈川の警察部の渉外部にいるとき、第八軍の憲兵と喧嘩をしたせいで、鎌倉で、捜査課の外勤なんかやら....
機構への挑戦」より 著者:中井正一
あったのである。これに目をつけたのが農林省であった。彼等は近藤康男氏を主班として渉外局、調査局及び八つの研究所を、打って一丸としてこの外国図書に向って殺到して来....
国立国会図書館」より 著者:中井正一
書館機構が成立するという考え方である。それは或る省で、図書課なるものが、調査局、渉外局を網羅して、精密な機構をつくるとき、リストとカードをしっかりして置けば、わ....
集団文化と読書」より 著者:中井正一
新しい動向である。農林省にまだ図書室のなかった時、近藤康男氏を中心とする調査局、渉外局、八つの研究所を打って一丸とする調査網は、それは図書課として、我館のアメリ....
支部図書館三周年に寄せて」より 著者:中井正一
りあげられたのは近藤康男氏を首班とした農林省の図書機関であった。八つの研究所と、渉外課、調査局とを打って一丸とする組織の事務局として、図書課なるものが出現したの....
私本太平記」より 著者:吉川英治
とかの?」 義貞は、あやぶんで、 「粗相するな」 と、彼の執事振りにも、その渉外面の行き過ぎにも、注意を与えたほどだった。 すると、船田の善昌は、 「いや....
随筆 新平家」より 著者:吉川英治
なぜなら、清盛が宋大陸との貿易をすすめる上には、漢民族から帰化した原田家は重要な渉外局の役割をもったに違いないからである。事実、京都と宋国との交渉には、この九州....