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渋塗
「渋塗〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
渋塗の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「不尽の高根」より 著者:小島烏水
ため、朱印をベタ押しにしたのを着込んで、その上に白たすきをあや取り、白の手甲に、
渋塗りの素足を露わにだした山羊ひげの翁など、日本アルプスや、米国あたりの山登りに....
「帯広まで」より 著者:林芙美子
繁った川添いへ向って煤けた障子が二枚はいっている。その外に窓はどこにもなかった。
渋塗りの小さい茶餉台が一つ。上の半分の行方が判らない古ぼけた箪笥、ニッケルの脚を....