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減額
「減額〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
減額の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「旗本退屈男」より 著者:佐々木味津三
て、幸運にも長門守は罪一等を減ぜられた上、即日城代の御役は御免、二万石を八千石に
減額、九十日間の謹慎という寛大すぎる寛大な裁断が下ったのでした。さればこそ、勿論....
「東京八景」より 著者:太宰治
き上げなければならなかった。学校を卒業できなかったので、故郷からの仕送りも、相当
減額されていた。一層倹約をしなければならぬ。杉並区・天沼三丁目。知人の家の一部屋....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
)を八月一日から約六分五厘値下げすることを発表した。理由は内務省から来る補助費が
減額されたからというのである。そこで驚いたのは例の二万余の登録労働者の諸君であっ....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
たのである。さて学区取締の給料はというと愛媛県となった界から規則が改まって六円に
減額されていた。が、間も無く八円となり十円となった。これと平均額の家禄とで辛うじ....
「話の種」より 著者:寺田寅彦
較統計によると人造藍の輸入高が二割ほど増し、これに反して天然藍の方は七分くらいの
減額を示している。しかしまだまだ天然のが人造のに圧倒されるところまでには月日があ....
「経済学及び課税の諸原理」より 著者:吉田秀夫
るかを計算し、そして彼が地主に対して支払うことを同意している地代をそれに比例して
減額する。この種の地租たる教会十分一税が年々幾何に上りそうであるかをあらかじめ計....