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「温州〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

温州の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
街頭から見た新東京の裏面」より 著者:杉山萠円
たりしているものがあったという。たとえば子持縞《こもちじま》に錠を染め出すとか、温州の種なしみかんの絵とか、山吹の花を表したものなぞである。 そうした中でも、....
中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
したばかりでなく、三十を越えても死なないで、無事に天寿を保った。この渡しは今でも温州の瑞安にある。 女の知恵 姚忠粛は元の至元二十年に遼東の按察使となっ....
「日本民族」とは何ぞや」より 著者:喜田貞吉
子であっても、橙であっても、枳殻であっても、それは深く問うところではない。斉しく温州蜜柑を以てこれに接木したならば、ことごとく温州蜜柑の甘美な果実を結ぶ。その培....
三国志」より 著者:吉川英治
献上して、賀を表し候え」 と布達した。 呉の福建は、茘枝と龍眼の優品を産し、温州は柑子(蜜柑)の美味天下に有名である。魏王の令旨とあって、呉では温州柑子四十....
特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ」より 著者:喜田貞吉
歴史」の中にも書いてあります通り、枳殻や、柚子や、橙や、いろいろの柑橘類が、みな温州蜜柑の接木によって、ことごとく温州蜜柑になってしまっているのです。もっともそ....