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測量標
「測量標〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
測量標の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「雪の白峰」より 著者:小島烏水
いたるところ、駒ヶ岳の絶巓《ぜってん》、地蔵の頭、間の岳、農鳥の絶頂なる、各三角
測量標を、歴々と発見いたし候」(七月十八日)、この時の感じは、何だか自分が観て、....
「槍ヶ岳第三回登山」より 著者:小島烏水
見せる、嘉門次は穂高の方を頤でしゃくって「あれ行くずらえ」と教えた、穂高山の三角
測量標をここから見ると、一本の棒が立っているだけだ、「一本切りだ、風で※ってじゃ....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
の趣意にもとづく。 今度のホルサムが内地の旅は、大体においてこの先着の英国人が
測量標|杭を残したところであった。ボイルの計画した線は東京より高崎に至り、高崎よ....
「白峰山脈縦断記」より 著者:小島烏水
の底へ吸い込まれるようだ。 向って蝙蝠岳の残雪が、銀光りに輝いて、その傍に三角
測量標が、空を突いて立っている、間の岳(赤石山脈)は森に隠れて見えない、冷い風が....
「谷より峰へ峰より谷へ」より 著者:小島烏水
の中をどこまでも突きぬけている。 私のいう西穂高岳へ出ると、ここに、もとは三角
測量標があったということであるが、今は奥穂高の方へ移されたので、石の断片ばかり磊....
「越中劍岳先登記」より 著者:柴崎芳太郎
とも同山に三角測量を設けざるべからざる必要があるというのは、今日既に立山には一等
測量標を、大日山と大窓山には二等
測量標を建設してありますけれども、これだけでは十....