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港頭
「港頭〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
港頭の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大切な雰囲気」より 著者:小出楢重
て漸く初秋を感じた時、顧みて何処が最も暑かったかを考えた時、私は日本の八月の神戸
港頭に立った時と、殊に門司の街を午後三時に散歩した時のやるせなき蒸暑さが直ちに思....
「チューインガム」より 著者:寺田寅彦
の底まで真に言葉通り徹底的に引っくり返されたのであった。これが、ついちょっと前に
港頭に聳ゆる有名な「自由の神像」を拝して来た直後のことなのである。 カバンは夏....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
一つの歌がでました。
御仏のみくににむかふ舟のうへのり得る人の喜べるかな
神戸
港頭の袂別
七月十二日にシンガポールに到着しました。同地の扶桑館という宿屋に....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
百人あり。午後六時抜錨。湾内の夜景、実に吟心を動かす。 遼湾風浪晩来恬、涼月印夜
港頭却多趣、万灯影裏一峰尖。 (遼湾の風浪は夕方になっておだやかとなり、すずしげ....