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湖北省
「湖北省〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
湖北省の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
もそれが直ぐに判かるのではないか。 それでは木蘭とはどんなものか。それは中国の
湖北省西方からいわゆる蜀《しょく》の地の四川省にかけて生ずる常緑の大喬木(高さ五....
「三国志」より 著者:吉川英治
陽城を墜した勢いで、 「さらに、与党を狩りつくせ」 と、朱雋の軍六万は、宛城(
湖北省・荊門県附近)へ迫って行った。そこには、黄巾の残党、孫仲・韓忠・趙弘の三賊....
「三国志」より 著者:吉川英治
。 劉表も、それを許した。 蔡瑁は、一万余騎をひきいて、襄陽城を発し、※山(
湖北省・襄陽の東)まで出て陣を張った。 孫堅は、各所の敵を席捲して、着々戦果を....
「三国志」より 著者:吉川英治
「もう駄目だ」と、力を落して、わずかな残兵と共に、荊州へ落ちて行った。 荊州(
湖北省・江陵・揚子江流域)には一方の雄たる劉表がなお健在である。 劉※は始め、....
「三国志」より 著者:吉川英治
。 渡船をさがして対岸へ着き、ここは何処かと土地の名を漁夫に訊くと、 「漢江(
湖北省)でございます」と、いう。 その漁夫が知らせたのであろう、江岸の小さい町....
「三国志」より 著者:吉川英治
に。 建安八年の十一月ごろ。 孫権は、出征の要に迫られた。荊州の配下、江夏(
湖北省・武昌)の城にある黄祖を攻めるためだった。 兵船をそろえ、兵を満載して、....
「三国志」より 著者:吉川英治
この夜、曹操が味わった大苦杯そのものをいう。そしてその戦場は、現今の揚子江流域の
湖北省|嘉魚県の南岸北岸にわたる水陸入り組んでいる複雑な地域である。 八十余万....
「三国志」より 著者:吉川英治
関羽が見えたときは、かくかくにして」と、すべての計をととのえていた。 臨江亭は
湖北省にある。荊州はいうまでもなく湖南の対岸。――魯粛の使いは、舟行して江を渡っ....
「三国志」より 著者:吉川英治
い、なお副将には、老練な虎威将軍|朱然をつけてやる」 かくて呉軍五万は、宜都(
湖北省・宜都)までいそいだ。朱然は右都督、孫桓は左都督として、各※二万五千を両翼....