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湿土
「湿土〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
湿土の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「話の種」より 著者:寺田寅彦
、この間には病菌は大抵死滅するだろうという事に帰着したようである。ついでに人体や
湿土中における該菌の寿命は数週ないし数月にもわたるという。 (明治四十一年一月二....
「「太平洋漏水孔」漂流記」より 著者:小栗虫太郎
宝的存在だ。その彼が、稀獣|矮麟を追い、麝牛をたずね、昼なおくらき大密林の海綿性
湿土をふみ、あるいは酷寒水銀をくさらす極氷の高原をゆくうちに、知らず知らず踏破し....