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湿性
「湿性〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
湿性の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「自由画稿」より 著者:寺田寅彦
痛さで少し肩に力を入れて力んでいればなんでもないが腰のほうへ下がって行くと痛さが
湿性あるいは女性的になって、かゆいようなくすぐったいような泣きたいような痛さにな....
「智恵子の半生」より 著者:高村光太郎
たようであるが、卒業後|肋膜にいつも故障があり、私と結婚してから数年のうちに遂に
湿性肋膜炎の重症のにかかって入院し、幸に全治したが、その後或る練習所で乗馬の稽古....
「自力更生より自然力更生へ」より 著者:三沢勝衛
ずつで、しかも見事に大きくもなり結実もよいのであります。どちらかといえば、大豆も
湿性の作物でありますが、ここの土壌の深いということに恵まれており、しかもそれが、....
「雪」より 著者:中谷宇吉郎
ランジュバン・イオンと呼ばれている。あるいは単に大イオンともいう。これは著しい吸
湿性をもっていて、空気がさほど過飽和の状態になっていなくても、水蒸気の凝縮が起る....