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「満幅〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

満幅の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
無名作家の日記」より 著者:菊池寛
心は、吉野君のいっていることに、全然反対した。が、俺の感情は吉野君のいったことに満幅の賛意を表した。 「桑田君の『闖入者』もあまりよくないね。古い! まるで、自....
淡島椿岳」より 著者:内田魯庵
じると同時に伊藤と手を分ち、淡島屋をも去って全く新らしい生活に入った。これからが満幅の奇を思うままに発揮した椿岳の真生活であって、軽焼屋や油会所時代は椿岳の先史....
海にふぐ山にわらび」より 著者:北大路魯山人
たにもかかわらず、ふぐを食べた翌朝の口には、到底問題ではなかった。いかに生がきに満幅の好意を傾けて、食卓の上で、剥いては食い、割っては食おうとも、その味は遂に舌....