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満身創痍
「満身創痍〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
満身創痍の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
の大空襲を、太平洋と亜細亜大陸両方面から、挟み打ちの形で受けようとしている。既に
満身創痍の観ある日本帝国は、果して跳ねかえすだけの力があるだろうか。 建国二千....
「三国志」より 著者:吉川英治
と、原書は支那流に描写している。初夏、麦を踏んで意気衝天の征途につき、涼秋八月、
満身創痍の大敗に恥を噛んで国へ帰る将士の気持としては、あながち誇張のない表現かも....
「アイヌ語学」より 著者:知里真志保
すが、進んだ今のアイヌ語学の目から見れば、もうその人たちの著書は、欠陥だらけで、
満身創痍、辛うじて余喘を保っているにすぎない程度のものなのであります。それが今だ....