源実朝[語句情報] » 源実朝

「源実朝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

源実朝の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
猿飛佐助」より 著者:織田作之助
代集に、後拾遺、金葉、詞花、千載、新古今の五つを加えて、世にいう八代集をはじめ、源実朝卿の金|槐集、西行坊主の山家集、まった吉野朝三代の新葉集にいたるまで、凡そ....
万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
わたる」と結んでいるのである。即ちこの歌では「見れば」が大切だということになり、源実朝の、「箱根路をわが越え来れば伊豆の海や沖の小島に波の寄る見ゆ」との比較の時....
深夜の電話」より 著者:小酒井不木
を過ぎて、相模の海が見えるあたりは、東海道線のうちでも絶勝の一つに数えられます。源実朝は、 箱根路をわが越え来れば伊豆の海や 沖の小島に浪の寄る....
巷説享保図絵」より 著者:林不忘
けいにちざん》と号し、曹洞派《そうとうは》の名だたる禅林だ。境内《けいだい》に、源実朝《みなもとのさねとも》の墓碑があった。碑面には、金剛寺殿《こんごうじでん》....
俳優への手紙」より 著者:三好十郎
受継者は、訓古と模倣と形式だけを事とした中世の歌読みでは無くして、却ってたとえば源実朝であり、たとえば橘|曙覧《あけみ》であり、たとえば平賀元義であった如く。た....
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
定の経過 七 後鳥羽院、院の御製と新古今時代廷臣の歌とは別の所から生れている 八源実朝、『金槐集』、実朝の歌の多くは風流の歌である 九 老いたる定家、歌に対する....