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源氏の間
「源氏の間〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
源氏の間の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「後世への最大遺物」より 著者:内村鑑三
月の上ってくるのを筆を翳《かざ》して眺めている。これは何であるかというと紫式部の
源氏の間である。これが日本流の文学者である。しかし文学というものはコンナものであ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
いまし」 お雪は障子を引開けて中へ入りました。ここは松の間というけれども、実は
源氏の間とでもいった方がふさわしいのでしょう、十余畳も敷けるかなり広い一間ですが....
「大正女流俳句の近代的特色」より 著者:杉田久女
生で有る。 打水やずんずんいくる紅の花 静廼 (9) かはほりの灯あふつや
源氏の間 諸九尼 月見にもかげほしがるや女づれ 千代女 木々の闇に月の飛....