溝涜[語句情報] »
溝涜
「溝涜〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
溝涜の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
もので、ウッドの『動物図譜』一に、鼠というものなくば大都市は困るであろう、地下の
溝涜《こうとく》に日々捨て流す無量の残食を鼠が絶えず食うからどうやらこうやら流行....
「向嶋」より 著者:永井荷風
《ここ》に贅《ぜい》せない。 わたくしの言わむと欲する所は、隅田川の水流は既に
溝涜《こうとく》の汚水に等しきものとなったが、それにもかかわらず旧時代の芸術ある....