滅度[語句情報] » 滅度

「滅度〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

滅度の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
第二菎蒻本」より 著者:泉鏡花
坐って、御法の声。 「……我常住於此 以諸神通力 令顛倒衆生 雖近而不見 衆見我滅度 広供養舎利 咸皆懐恋慕 而生渇仰心……」 白髪に尊き燈火の星、観音、そこ....
学生と先哲」より 著者:倉田百三
誠と誓いとは、日蓮に接したものの渇仰と思慕とを強めたものであろう。 九滅度 身延山の寒気は、佐渡の荒涼の生活で損われていた彼の健康をさらに傷つけた。....
親鸞」より 著者:三木清
年ずつに区分する『大集月蔵経』の説を採り上げている。「大集月蔵経にのたまはく、仏滅度ののちの第一の五百年には、わがもろもろの弟子、慧を学すること堅固なることをえ....