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「滋賀県〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

滋賀県の前後の文節・文章を表示しています。該当する13件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
法窓夜話」より 著者:穂積陳重
着したことが起った。それは即ち有名な大津事件である。 明治二十四年五月十一日、滋賀県の巡査津田三蔵なる者が、当時我邦に御来遊中なる露国皇太子殿下(今帝陛下)を....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
ばいいのだ、今、絵図面を見せるから」 と言って、不破の関守氏は行李の中から一枚の滋賀県地図――ではない、近江一国の絵図面を取り出してひろげ、それをがんりきの眼の....
花子の陳述」より 著者:豊島与志雄
した。」 そして、実際、数日後に、良吉さんは美津子さんを説き伏せたそうでした。滋賀県の郷里に手紙を出して、京子さんの死亡のことやその戒名まで書き入れた返事を貰....
雪代山女魚」より 著者:佐藤垢石
道などではヤマベと称している。また、ヤモメと言っているところもある。岐阜県から、滋賀県、京都府へかけてはアメノウオ、またはアマゴなどと呼び、中国地方ではヒラメ、....
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
ic とでもすべきものだ。 日本で最大の南天材 明治三十九年(1906)八月に滋賀県の人々の主催で、近江伊吹山植物講習会が開かれ、四方から雲集した講習員は約三....
活人形」より 著者:泉鏡花
て警察へ訴え出でし事もあれど、狂気の沙汰とて取上げられず。力無く生甲斐無く、漣や滋賀県に佗年月を過すうち、聞く東京に倉瀬とて、弱きを助くる探偵ありと、雲間に高き....
澪標」より 著者:外村繁
私が生れたところは滋賀県の五個荘である。当時は南、北五個荘村に分れていたが、今は旭村と共に合併して....
手仕事の日本」より 著者:柳宗悦
諸国を包むことと致しましょう。京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、三重県、滋賀県の二府、五県になります。以上のうち京都府の北の一部と兵庫県の西の一部とは中....
野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
コーキチコイ 島根県|美濃郡 キロク 岐阜県|山県郡 ボンスケドリ滋賀県|野洲郡 オクンボ 静岡県|志太郡 トリオイ 三重県|白子....
木綿以前の事」より 著者:柳田国男
臼のかわりの役目を、各人の臼歯に委譲しただけの相違である。それから考えていくと、滋賀県北部などで麦の炒粉をカミコと謂うのと、飛騨で焼米をカミゴメというのと、二つ....
こども風土記」より 著者:柳田国男
う答えはめったにできるものでないということを、しみじみと我々は経験したのである。滋賀県の今津近くの村では、少なくとも二十年ほど前まで、この遊びをしたということを....
日本の伝説」より 著者:柳田国男
洗 中巨摩郡百田村上八田組……………………………………………………しわぶき婆の石滋賀県 蒲生郡桜川村川合……………………………………………………………麻蒔かず ....
年中行事覚書」より 著者:柳田国男
年のうちに結婚した者で、未婚元服前の者はこの式から除外せられるというのは珍しい。滋賀県方言集には坂田東浅井の二郡で春祭礼をオコナイ、伊香ではオコナイまたはオトウ....