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滑稽本
「滑稽本〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
滑稽本の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「戯作三昧」より 著者:芥川竜之介
では、朝から相変らず客が多かった。式亭三馬《しきていさんば》が何年か前に出版した
滑稽本《こっけいぼん》の中で、「神祇《しんぎ》、釈教《しゃっきょう》、恋《こい》....
「明暗」より 著者:夏目漱石
云えないお延は、脇《わき》に抱えて来た風呂敷包を開けて、岡本の貸してくれた英語の
滑稽本《こっけいぼん》を出して津田に渡した。その指の先には、お秀が始終《しじゅう....
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
すから、その積りでお聴きください。 あなた方は無論御承知でしょうが、江戸時代の
滑稽本に『八笑人』『和合人』『七偏人』などというのがあります。そのなかの『和合人....