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滝本
「滝本〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
滝本の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
興奮の慄えを帯びていたのだった。 「本日午後五時半、上海市の共同|租界内で、我が
滝本総領事が○国人の一団により、惨殺されましたお話であります。 兼ねて租界管理....
「平塚・山川・山田三女史に答う」より 著者:与謝野晶子
である。……労働を重んずると賤むとが新旧世界を分画する最も著明な境界線である」(
滝本博士)という思想に何人も異論はないと思います。 しかるに三女史とも共通の、....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
悦は、さればにて候という態で、即座に、
「――まず次はあなた様、その次は、八幡の
滝本坊――あの昭乗でございましょうかな」
すこしのみ込めない顔つきをして、三藐....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
に陥ちず、よく個性を示した当代の巨匠たちであった。同時代の画僧に、松花堂と号した
滝本昭乗などもあり、雪舟門の系脈をひいた雲谷等顔だの、継雪村だの、幾多の作家を見....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
新宮に叔父がいるのを知って、牡鹿の港から熊野通いの船にひそみ、紀州へ来て、那智の
滝本堂にかくれていました。――しかし、どこへ行っても、紅白二つの地でない所は尺地....