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漁業権
「漁業権〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
漁業権の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大阪万華鏡」より 著者:吉行エイスケ
る、都会女の自殺が写真入で報道されていた。金融界の乾《いぬい》の手輩としてN・R
漁業権を背景として、政党と政党の対立に山師の貫祿を見せた彼も、内閣が更迭《こうて....
「鰊漁場」より 著者:島木健作
のことであった。―― この地方は北海道随一の鰊の豊漁地として知られてい、鰊場の
漁業権もしたがって高価で、大丸もそのためには十万円に近い金を出していた。それとは....
「道標」より 著者:宮本百合子
互に相補うといった性格の二人がモスク※に駐在するのだそうだった。東支鉄道の問題、
漁業権の問題でこのごろ日ソ国境に関心がたかまっている。そのことが浮んで、伸子にも....
「カラマゾフの兄弟」より 著者:ドストエフスキーフィヨードル・ミハイロヴィチ
ィッチはまだほんの若い時分に遺産を相続するやいなや、よくはわからないが、何か川の
漁業権とか、森の伐採権とかのことで、この修道院を相手にはてしのない訴訟を起こした....
「上海」より 著者:横光利一
はオムスクの冷凍物輸出支局の局員で、英国のユニオン獣肉会社のトラストが北露漁場の
漁業権を買収しようとしたとき、反対した男で、北露
漁業権をロシアのために保存するの....