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漂蕩
「漂蕩〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
漂蕩の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「海神別荘」より 著者:泉鏡花
けねばなりません。――騎馬の方々、急いで下さい。 燈籠一つ行き、続いて一つ行く。
漂蕩する趣して、高く低く奥の方深く行く。 舞台|燦然として明るし、前の琅※殿|顕....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
にもかも忘れて、野卑で、下等で、醜悪な人間が奏《かな》でる、一種異様な異国情調の
漂蕩《ひょうとう》に堪えられなくなってしまったと見えて、
「マドロスさん、何とい....