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「漆工〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

漆工の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
認識論とは何か」より 著者:戸坂潤
芸品は民族精神か何かの表現であるかも知れない。だがそう云っただけでは、夫が陶工や漆工の生産力を消費する生産機構からの所産であるという生々しい現実は、一向理解出来....
幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
方でも、金工部は金工会など独立して会を成立しますし、また協会の方でも蒔絵の方では漆工会などが独立して、種々雑多な会が現われて来ました。 要するに、東京彫工会も....
増上寺物語」より 著者:佐藤垢石
、前時代つまり桃山時代の華麗豪艶な建築工事に携わった有名な建築家、画家、彫刻家、漆工、指物師など幾多の芸術家がなお揃って健在であったから、当時一流の腕を持ってい....
手仕事の日本」より 著者:柳宗悦
曲物の弁当箱で別に汁入も拵えます。手堅い品になると布引であります。この町で出来る漆工品として特色の目立つのは長方形の茶盆で、簀の子入りのものです。形もすっきりし....
随筆 新平家」より 著者:吉川英治
やおやいけない。少ない窓さえ半分以上、もう閉めかけられている。絵画、彫刻、武具、漆工芸、古文書類など、ケースの硝子ごしにのぞいてゆく。ああこんな不用意に、行きず....