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「漉き込〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

漉き込の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「或る秋の紫式部」より 著者:岡本かの子
代の人間は、あれほどの骨折をしながら、人間の中に何か此の世に引き付けられるものが漉き込まれていて、解脱が手の届くところまで来ていても、どうしても掴めずに引戻され....
「雛妓」より 著者:岡本かの子
も対岸の丘もかなり青み亘り、その青みの中に柔かいうす紅や萌黄の芽出しの色が一面に漉き込まれている。漉き込み剰って強い塊の花の色に吹き出しているところもある。川幅....
「河明り」より 著者:岡本かの子
ろは、金沙を混ぜた緑礬液のように、毒と思えるほど濃く凝って、しかもきらきら陽光を漉き込んでいる。片帆の力を借りながら、テンポの正規的な汽鑵の音を響かせて、木下の....
「浅草紙」より 著者:寺田寅彦
せいぜい二、三|分四方、小さいのは虫眼鏡ででも見なければならないような色紙の片が漉き込まれているのである。それがただ一様な色紙ではなくて、よく見るとその上には色....
「未来の天才」より 著者:豊島与志雄
意に舞い込んできたその紙幣が、貴い玩具のようにさえ思えてきた。兎に角、五七の桐を漉き込んだこの五十枚の紙片があれば、可なり面白いことが得られそうな気がした。 ....