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漏電
「漏電〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
漏電の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鼻の表現」より 著者:夢野久作
女性の愛とはその根本の要素に格段の相違があるものなぞと悟りを開いて、盛んに性欲の
漏電や性愛の混線をやるに決っております。 さながらに漬物の味見でもするように、....
「物理学圏外の物理的現象」より 著者:寺田寅彦
一時盛んに研究されるようになった。またスイスの山間の中学校の先生が粗末な験電器の
漏電を測っていたことが、少なくも間接には近代電子的物質観への導火線となり、放射性....
「話の種」より 著者:寺田寅彦
を切り開き、また人の近づかぬように不断|巡邏している。何しろ非常な高圧であるから
漏電を防ぐ絶縁器には特別のものを用いているが、それでも多少の放電が止みなくある故....