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演歌
「演歌〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
演歌の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「アド・バルーン」より 著者:織田作之助
植木屋の前まで来ると、もうそこからは夜店の外れでしょう、底が抜けたように薄暗く、
演歌師の奏でるバイオリンの響きは、夜店の果てまで来たもの哀しさでした。 しかし....
「詩語としての日本語」より 著者:折口信夫
とに、藤村以前の詩は、抽象的に考えれば、古典的であった筈だが、実際は平俗な近代の
演歌調の詞曲に成り上ろうとしていたに過ぎなかった。藤村の古語表現には、柳田國男先....
「フレップ・トリップ」より 著者:北原白秋
も、何一つとして、其処には影の影だに止めて居らないのだ。初めから何の踊りも口説も
演歌も、あの淫靡も悪趣味も、其処には起らなかった、そうしたことを夢みるのはまるで....