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演目
「演目〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
演目の前後の文節・文章を表示しています。該当する14件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
いのであった。それが今日にかぎって一種の昂奮を感じるように覚えるのは、単にその上
演目録のうちに鳥辺山心中と、信長記と、浪華の春雨と、わたしの作物が三種までも加わ....
「道標」より 著者:宮本百合子
がね」
「ともかく、|М《ム》・|Х《ハ》・|Т《ト》が、こんど『装甲列車』を上
演目録にとり入れたことは、画期的意味がありますよ、何しろ、がんこに『桜の園』や『....
「三月八日は女の日だ」より 著者:宮本百合子
と八ルーブリ六十二・五カペイキ。エム・オー・エス・ペー・エス劇場がどんなによい上
演目録をもってたとしてもそうちょいちょいは行けないではないか。ソヴェトには少くと....
「ソヴェト・ロシアの素顔」より 著者:宮本百合子
体もあるわけである。 ソヴェト・ロシア文部省の芸術部がそれを統轄して、演劇の上
演目録審査委員会というものがある。そうしてシーズンが来て――秋から翌年春までのそ....
「ソヴェトの芝居」より 著者:宮本百合子
に三つあって、プロレタリア児童のために健康な娯楽と啓蒙を呈供している児童劇場。上
演目録内容の広汎で直接な社会性から云っても、新様式の熱心な探究の点でも、注目すべ....
「インターナショナルとともに」より 著者:宮本百合子
「憤怒」を上演した。 五ヵ年計画が実施されるにつれソヴェトではだんだん劇場の上
演目録も変った。 古典的なオペラ・バレーを演じている国立オペラ舞踊劇場でさえ「....
「ソヴェト「劇場労働青年」」より 著者:宮本百合子
買いに行ったが、売り切れでやっと三度目に這入《はい》れたという有様だ。その時の上
演目録はコムソモールのコンムーナを取り扱った陽気なオペレットと五ヵ年計画に於ける....
「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」より 著者:宮本百合子
いうことである。映画は毎年大体定められた生産計画によって生産されている。演劇は上
演目録の計画的選定で上演されている。文学作品の生産ばかりは、個々の作家の勝手で行....
「一九四七・八年の文壇」より 著者:宮本百合子
て、ますます発展しようとしていることや、勤労者によって書かれた戯曲が自立劇団の上
演目録に登場しはじめたことなどを見逃すことはできません。古い天皇制的な祝日が民主....
「今日の日本の文化問題」より 著者:宮本百合子
始めに期待されているのは久保栄作「火山灰地」の公演である。「火山灰地」は新劇の上
演目録中最も優れた脚本の一つである。この脚本は戦争の長い期間上演されなかった。 ....
「熱情の人」より 著者:久保栄
資本主義社会機構のもとにおける新劇常設館としての築地小劇場が、その活動範囲ないし
演目選定方針において、ただちに一部左翼的な演劇理論家を満足せしめるようなポリチカ....
「イプセン百年祭講演」より 著者:久保栄
予定でありました。ところが途中から急に、帝劇公演の話がまとまりましたので、第三の
演目を「ペエル・ギュント」と搗き変え、これを三演出家の共同演出のもとに、近衛氏の....
「十番雑記」より 著者:岡本綺堂
いのであった。それが今日にかぎって一種の亢奮を感じるように覚えるのは、単にその上
演目録のうちに『鳥辺山心中』と、『信長記』と、『浪花の春雨』と、わたしの作物が三....
「俳優への手紙」より 著者:三好十郎
に守らなければならぬ稽古の時間一つ守れない者達であった。なるほど一回々々の公演の
演目や稽古の点では歌舞伎や新派その他よりも「良心的」らしく見えた時もあった。しか....