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漕ぎ着ける
「漕ぎ着ける〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
漕ぎ着けるの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
して、検視も済み、葬式も済み、あしたは初七日の墓参り、今夜は逮夜というところまで
漕ぎ着けると、その逮夜の晩に怪しい声が又きこえたんです。 なぜ辰公がそんないた....
「青年」より 著者:森鴎外
る。国府津に着くのは十時五十三分の筈であるから、どうしても、適当な時刻に箱根まで
漕ぎ着けるわけには行かない。儘よ。行き当りばったりだと、純一は思って、いよいよ九....