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漢中
「漢中〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
漢中の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「孔子」より 著者:和辻哲郎
王充の『論衡』の文を引き、それにもとづいて少なくとも斉魯二篇本と河間七篇本とが前
漢中期以前に存したことを認め、さらにこの両者を現存の『論語』の中にもとめて、学而....
「三国志」より 著者:吉川英治
玄徳にはかった。 「ご辺のような雄才が、わが荊州にいる以上、大安心はしているが、
漢中の張魯と、呉の孫権はいつも頭痛のたねだ。ことに南越の境には、のべつ敵の越境沙....
「三国志」より 著者:吉川英治
殿上に昇り、剣を佩いて朝廷に出入りするのも許される身となったのである。 近年、
漢中(陝西省・
漢中)の土民のあいだを、一種の道教が風靡していた。 五斗米教。 ....
「三国志」より 著者:吉川英治
詰を頼んできている。必ずや蜀を横奪する考えにちがいない、とまず劉璋を疑わせ、また
漢中の張魯へも、物資軍需の援助を云いやり、しばらく玄徳を苦しませて、後おもむろに....
「三国志」より 著者:吉川英治
来があるし、しかもなかなか名君らしい」 「傅士仁。人を見てものをいえ。この糜芳と
漢中王との君臣の契りを何と見ているか」 「……だが」 「だまれ。多年、厚恩をうけ....
「三国志」より 著者:吉川英治
蜀の大軍は、※県、
漢中の西)まで進んで出た。ここまで来た時、 「魏は関西の精兵を以て、長安(陝西省....
「三国志」より 著者:吉川英治
「丹鉛録」 ――孔明の墳のある定軍山に雲がおりると今でもきっと撃鼓の声がする。
漢中の八陣の遺蹟には、雨がふると、鬨の声が起る。「干宝晋記」 そのほか探せば数....