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「漢才〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

漢才の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
エンジンの故障一つ直すことの出来ない哲学に相違ない*。 * 読者は昔我が国で和魂漢才説という重宝な思想のあったことを知っているだろう。維新後になるとそれが士魂商....
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
るので、和歌は宮廷の文字的詩歌に定着すると同時に、伝統の詩歌となった。ことに和魂漢才というように、和漢ということが宮廷ではっきりと相対立する観念として意識された....
仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
にますます発達さして行きたいと思います。 ここに至って昔、日本で使われた「和魂漢才」とか「|温新」とかいう言葉が観られます。西洋の言葉では「新保守主義」とか「....
日本文化の特殊性」より 著者:戸坂潤
そのものが二つに割れて、精神文化と物質文明との独立平行説のような、資本制下の和魂漢才説が生じて来る。徳川期に於て「東洋文化」(?)の殿りをつとめ上げた日本に於て....