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「潁川〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

潁川の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
用意が過ぎて、下気出る時の様子までも載せあった。昔は帝堯が己に譲位すべしと聞いて潁川《えいせん》に耳を洗うた変物あり、近くは屁を聞いて海に入り、屁を聞かせじと砂....
三国志」より 著者:吉川英治
入って、貴下に頼みたいというのは、賊の総大将張角の弟で張宝・張梁のふたりは目下、潁川(河南省・許昌)のほうで暴威をふるっている。 その方面へは、やはり洛陽の朝....
三国志」より 著者:吉川英治
いわぬことじゃない」と、ぶつぶついった。 「彼奴が黄巾賊の討伐に南下していた頃、潁川の陣営で、おれが董卓を殺そうとしたのに、兄貴たちが止めたものだから、今日こん....
三国志」より 著者:吉川英治
ている。いまの彼は曹操の片腕ともいうべき存在であった。 その荀※の人物だった。潁川の産れで家柄はよく、後漢の名家の一つで、傑士荀淑の孫にあたっている。 名家....
三国志」より 著者:吉川英治
、如何なる人か」 「――司馬徽、字は徳操。また道号を水鏡先生と申されます。生れは潁川ですから黄巾の乱なども、よく見聞しておいでになります」 「平常、交わる友には....