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潘
「潘〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
潘の前後の文節・文章を表示しています。該当する13件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い：新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
夜話』六四）、いずれそれが済んだ後で一盃飲んだのでしょう。『類函』四三一に〈『張
潘漢記』曰く梁冀《りょうき》兎苑を河南に起す、檄を移し在所に生兎を調発す、その毛....
「運命」より 著者:幸田露伴
とし、李堅、寧忠を副えて北伐せしめ、又｜安陸侯呉傑、江陰侯呉高、都督都指揮盛庸、
潘忠、楊松、顧成、徐凱、李文、陳暉、平安等に命じ、諸道並び進みて、直に北平を擣か....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
そこに倒れたままで息が絶えた。 水鬼の箒 張鴻業という人が秦淮へ行って、
潘なにがしの家に寄寓していた。その房は河に面したところにあった。ある夏の夜に、張....
「源氏物語」より 著者:紫式部
といわれていた女であった。 「私は宮様の母方の叔父なのですよ。（遊仙窟。容貌似舅
潘安仁外甥、気調如兄崔季珪小妹）」 こんな冗談を言ったあとで、 「いつものよう....
「魔都」より 著者:久生十蘭
一年に日仏条約が締結されると、日本政府は当時日本へ亡命していた安南独立運動の志士
潘是漢と安南王族畿外侯｜彊柢《きょうてい》を無情にも国外へ追い出してしまった。そ....
「古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
開元寺僧法成、その他八人の僧と、藤州通善寺尼智首、その他二人の尼と、揚州｜優婆塞
潘仙童、胡国人軍法力、瞻波国人善聴、その他を合わせてすべて二十四人であった。泉州....
「西航日録」より 著者:井上円了
踞し海に臨み、極めて狭隘なるを遺憾とす。午前上陸、桐野領事および『華字日報』主筆
潘飛声に面会す。ともに余が旧知なり。なかんずく
潘氏は、十五年前ドイツ・ベルリン東....
「三国志」より 著者:吉川英治
。お耳を」と、室外にちらと影を見せた者があった。 何進に通じている禁門の武官｜
潘隠であった。 「オ、
潘隠か。なんだ」 何進はすぐ会議の席をはずし、外廊で何か....
「三国志」より 著者:吉川英治
ぎ給うな。われに一人の勇将あり。いまだかつて、百戦におくれをとったことを知らない
潘鳳という者である。彼なれば、たやすく華雄を打取ってくるにちがいありません」 ....
「三国志」より 著者:吉川英治
のように、彼のまわりに、死屍を積みかさねるばかりだった。 すると、呉の一将に、
潘璋という剛の者があった。立ち騒ぐ敵味方のあいだを駆けぬけ、真っ直ぐに、蘇飛のそ....
「三国志」より 著者:吉川英治
と、それへも兵三千をあずけ、さらに、董襲へは、漢陽から漢川方面に行動させ、また
潘璋へも同様三千人を与えて、漢川方面への突撃を命じた。 こうして、先鋒六隊は、....
「三国志」より 著者:吉川英治
攻略は、決して楽でなかった。 呉としては、呂蒙、甘寧の二大将を先手とし、蒋欽、
潘璋の二軍を後陣に、しかも中軍には、孫権みずから、周泰、陳武、徐盛、董襲なんどの....
「三国志」より 著者:吉川英治
夜のうちに、八十余艘の速船や軍船に乗りこんだ。参軍の諸将には、韓当、蒋欽、朱然、
潘璋、周泰、徐盛、丁奉など名だたる猛者のみ択ばれた。 そのうち十艘ほどは、商船....