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潮汐
「潮汐〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
潮汐の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
関するカプタインの推算/二重星の離心的軌道/その説明/恒星の温度/太陽系における
潮汐の作用/G・H・ダーウィンの研究/遊星の回転方向/ピッケリングの説/天体に関....
「グスコーブドリの伝記」より 著者:宮沢賢治
老技師といろいろ話しました。そしてしまいに言いました。 「もうどうしても、来年は
潮汐《ちょうせき》発電所を全部作ってしまわなければならない。それができれば今度の....
「神話と地球物理学」より 著者:寺田寅彦
にきわめて明瞭に表現されている。また、日本海海岸には目立たなくて太平洋岸に顕著な
潮汐の現象を表徴する記事もある。 島が生まれるという記事なども、地球物理学的に....
「試験管」より 著者:寺田寅彦
いし擬週期的曲線は音として現わすことができる。たとえば験潮儀に記録されたある港の
潮汐昇降の曲線をレコード盤に刻んでおいてこれを蓄音機にかければ、たぶんかなりな美....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
ば」は、ただ月の出るのを待てばと解する説もあるが、此は満潮を待つのであろう。月と
潮汐とには関係があって、日本近海では大体月が東天に上るころ潮が満始るから、この歌....
「夏」より 著者:寺田寅彦
聞』) 四 験潮旅行 明治三十七年の夏休みに陸中|釜石附近の港湾の
潮汐を調べに行ったときの話である。塩釜から小さな汽船に乗って美しい女学生の一行と....
「地震雑感」より 著者:寺田寅彦
ところは甚だ少ない。重力分布や垂直線偏差から推測さるるイソスタシーの状態、地殻|
潮汐や地震伝播の状況から推定さるる弾性分布などがわずかにやや信ずべき条項を与えて....