潮田又之丞[語句情報] » 潮田又之丞

「潮田又之丞〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

潮田又之丞の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
四十八人目」より 著者:森田草平
部安兵衛は、大石と離れてさえ決行しようとしていただけに、明くる朝すぐに発足して、潮田又之丞とともに江戸に走せ下った。この二人は、途中浜松の駅で、芸州へ流されて行....
べんがら炬燵」より 著者:吉川英治
、ずしんと、十七人の腸にひびいた。 太平記を借りうけて、今朝から手にしはじめた潮田又之丞が、その度に、きまって、書物から眸を離すので、そばに坐している近松勘六....
美しい日本の歴史」より 著者:吉川英治
だった。それに倣って、以前は私も駄弁などこころみたことがある。 義士のうちで、潮田又之丞は年少者の方だった。口かずも少なく、武士には柔弱すぎるとも見える。それ....
濞かみ浪人」より 著者:吉川英治
士の盟約が密かに結ばれた頃、彼はどこからともなく、のっそりと現われて、大高子葉、潮田又之丞の二人を介して、義挙に加わった。 浪士四十七名のうち、内匠頭が生前中....