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「潼関〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

潼関の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
いに資産を作った。(伝奇) 笛師 唐の天宝の末に、安禄山が乱をおこして、潼関の守りも敗れた。都の人びとも四方へ散乱した。梨園の弟子のうちに笛師があって、....
我が人生観」より 著者:坂口安吾
した。すると、戦争が終ってしまった。 黄河は二三十年ごとに大洪水を起す。河南の潼関までは山地であるから洪水にはならないが、ここから先の海まで五六百キロの平地は....
三国志」より 著者:吉川英治
韓遂は即日やって来て、馬超軍に身を投じた。 西涼の精猛数万、殺到して、ここに、潼関(陝西省)へ攻めかかる。 長安(陝西省・西安)の守将|鍾※は、驚死せんばか....
三国志」より 著者:吉川英治
睨する威容をつくって、見事なものであった。 絢爛たる軍容粛々とあたりを払って、潼関にまで進んだ。 曹操は、遥かに樹木の生い繁った所を見て、 「あれは、いずく....
三国志」より 著者:吉川英治
はるかに遠く出て、中原へ突出している。 しかも、ここまで来ると、敵国長安の府も潼関も、また都|洛陽も、一|鞭すでに指呼のうちだ。 (このたびこそ、ここの土と化....