澱粉質[語句情報] » 澱粉質

「澱粉質〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

澱粉質の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
明暗」より 著者:夏目漱石
哀想《かわいそう》だろう」 糖尿病《とうにょうびょう》の叔父は既定の分量以外に澱粉質《でんぷんしつ》を摂取《せっしゅ》する事を主治医から厳禁されてしまったので....
吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
して卓の上に置くと、主人は「それは利《き》かないから飲まん」という。「でもあなた澱粉質《でんぷんしつ》のものには大変功能があるそうですから、召し上ったらいいでし....
食道楽」より 著者:村井弦斎
んじゅう》、第五が腸液さ。その中《うち》で唾液と膵液と腸液の三種が米や麦のような澱粉質を消化する。胃液と膵液と腸液との三種が肉類のような蛋白質を消化するし、膵液....
食道楽」より 著者:村井弦斎
に砕《くだ》きたるジャガ芋は丸の物より甘味多きやとあるね」中川「ウム、ジャガ芋の澱粉質《でんぷんしつ》は空気と温度とに逢うと糖分に変ずる。砕いたジャガ芋はその面....
食道楽」より 著者:村井弦斎
の本尊様で外の部分はあの芽を保護するために出来ているのです。人間の食物とする白い澱粉質《でんぷんしつ》の物はあの芽を養《やしな》うための滋養分です。米粒を地の中....