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澳
「澳〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
澳の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い：新字新仮名]
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
。その事実の大要は次の如きものである。同年七月にペルー人ペロレーなる者が、清国｜
澳門《マカオ》において同国人二百三十人を買入れて奴隷とし、これを自己の所有船マリ....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
を知らずや、風は我が吹かしたのだといって微妙な飲食もて饗応しさていうは、ここより
澳《おき》にまたある島の主我を殺してこの島を取らんと常に来り戦うをこれまで追い返....
「灰燼十万巻」より 著者:内田魯庵
数種あった。 現行書目にしも、英独仏露伊西以外、和蘭、瑞西、波蘭、瑞典、那威、
澳太利、匈牙利、葡萄牙、墨西哥、アルゼンチン、将た印度、波斯、中央亜細亜あたりま....
「台湾の姿態」より 著者:豊島与志雄
。比類ない断崖と深潭と高峯とを以て成るタコロ峡のことは、ここに云うまい。また、蘇
澳から花蓮港に至る間の海岸絶壁を縫うバス道のことも、ここに云うまい。それらは余り....
「墓が呼んでいる」より 著者:橘外男
本人としての登録をしなければ、父親と引き離して姉妹だけは他の敵性国人同様、萄領の
澳門まで送ってそこで国外追放に処されなければならなくなったというのです。 慣れ....
「上海」より 著者:横光利一
し給え。南部の南洋群島、フィリッピン、西部の印度、大陸に接する安南、緬甸、香港、
澳門も亦すでに彼白人の勢力にして、猶、未だ白人の雄心死せざるなり。日と中とは同種....