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激震
「激震〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
激震の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「梓川の上流」より 著者:小島烏水
く晒《さら》されている、しぶきのかかるところ、洗われない物もなく、水の音は空気に
激震を起して崖に反響し、森を揺すっている、その光波の振動が烈しく眼を掠《かす》め....
「死体の匂い」より 著者:田中貢太郎
県の寄宿舎であった。私はそれから足に怪我をしている客を負ぶって伴れて来たが、後の
激震が気がかりであるから、地震の静まるまでそこにいることに定めて、家へ入って往っ....
「地異印象記」より 著者:和辻哲郎
ず火事は消えるものときめて、別に驚かなかった。驚いたのは自分の話しかけた相手が、
激震の当時|穴八幡にいたと話したことであった。彼は穴八幡のガッシリしたお堂が今に....