»
濡事
「濡事〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
濡事の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「藤十郎の恋」より 著者:菊池寛
言だけに、藤十郎様の苦心も、並大抵ではあるまい。昔から、衆道のいきさつ、傾城買、
濡事《ぬれごと》、道化と歌舞伎狂言の趣向は、たいていきまっていたものを、底から覆....
「藤十郎の恋」より 著者:菊池寛
いたしておるわ。それに比ぶれば、七三郎どのの巴之丞は、都にて初ての狂言じゃ。京の
濡事師とはまた違うて、やさしい裡にも、東男のきついところがあるのが、てんと堪らぬ....