火に入る虫[語句情報] » 火に入る虫

「火に入る虫〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

火に入る虫の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い：新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
守は微笑しました。逃げ込むのにことを欠いて、この室内へ逃げ込んで来るとは、飛んで火に入る虫よりも無謀な者共であるわいと、腹の中でおかしいくらいに思いました。 ....
「雪之丞変化」より 著者:三上於菟吉
気から、取って返したのを見ると、ホッとした。 ――痴《おろか》な奴だ――飛んで火に入る虫じゃ。 気が、楽になって、スウッと、身を、左にまわすと、伴れの侍が、....
「活人形」より 著者:泉鏡花
幻影 破廂 夫婦喧嘩 みるめ、かぐはな 無理 強迫 走馬燈 血の痕火に入る虫 ※呀！ 同士討 虐殺 二重の壁 赤城様――得三様 旭 ....