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「火口湖〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

火口湖の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
高山の雪」より 著者:小島烏水
て、日本第一の大火山の噴出があったためもあるが、御嶽頂上の五個の池、乗鞍岳頂上の火口湖などに、絶えず美しい水を湛《たた》えているのも、また信飛地方の峡谷の水が、....
秋日記」より 著者:原民喜
つか》しい小さな灯のようにおもえた。 ながい間、書斎の壁に貼《は》りつけていた火口湖の写真が、いつ、どこへ仕舞込んでしまったものか、もう見あたらなかった。が彼....
風野又三郎」より 著者:宮沢賢治
まっ白な雲が所々かかっているだろう。すぐ下にはお苗代《なわしろ》や御釜《おかま》火口湖がまっ蒼《さお》に光って白樺《しらかば》の林の中に見えるんだ。面白かったね....
不尽の高根」より 著者:小島烏水
げて見ると、恐らく富士山よりも、遥に高い山になりそうなことである。それは米国の「火口湖国立公園」を抱いているマザマ山の頂部が、今は陥没しているが、これを原形に還....
黒部川奥の山旅」より 著者:木暮理太郎
間もなく三人一緒になって戻って来た。金作が「池がある」という。山の上の池といえば火口湖の外は大抵窪地に水が溜って出来たものである。今迄見たのは夫であった。所が此....