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火焔玉
「火焔玉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
火焔玉の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「雪之丞変化」より 著者:三上於菟吉
つかましてやったようなお人だ。
――長さんの足がひょいひょい遠のくのは、吉原の
火焔玉屋《かえんたまや》のお職がこのごろ血道を上げているからだそうな。ようし、そ....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
それは火箭のような生やさしい物ではない。油ボロを芯に枯れ葉などを仕込んだ竹編みの
火焔玉やら、投げ松明の類だった。たちまち、火を噴く活火山のように寄手の上へ降りそ....