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火焼
「火焼〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
火焼の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「火山の名について」より 著者:寺田寅彦
duma, Azuma Sanbe Sambon Sumon Samasana(
火焼島) Shumshu Shimshir(千島の新知) Izuna, Idun....
「死者の書」より 著者:折口信夫
見を禦いだ。 それから外廻りは、家の広い外郭になって居て、大炊屋もあれば、湯殿|
火焼き屋なども、下人の住いに近く、立っている。苑と言われる菜畠や、ちょっとした果....
「明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
です」 「黄金の盗難はいつごろでしょうか」 「ここに記録がありますが、蛭川家の失
火焼失に先立つこと約一ヶ月です。すると、蛭川家の火事をはさんで、一ヶ月前と後に二....
「娘煙術師」より 著者:国枝史郎
、狙いをつけていたことは、私たちにもわかっていた。その代官松が乾児をひきいて、放
火焼き討ちを企てながら、水戸様石置き場の空屋敷へ、はいり込んだというからには、五....
「年中行事覚書」より 著者:柳田国男
利用し得たのは、また大分後のことでなくてはならぬ。津軽年代記の元亀元年の条に、流
火焼諸人見物とあるのは、単にこの地方の流火行事が、もうあの頃から七月七日であった....